被災地に行く その1
同じ会派の高橋議員との二人旅
あさ、はやてに乗り、一路仙台へ
仙台駅は多少工事中のところはありましたが、行き交う人々はまったく日常生活そのもの
何か違和感を覚えたのはわたしだけではないと思います
車で東松島市を目指しました
鳴瀬川を海にむかっていくと、右手方向には田んぼ、でも車が。。。
水があるのは、きっと海水です、ボートもひっくり返っている
左手方向の川岸にも車が沈没、対岸も土嚢がみえる
アスファルトの道路も一部陥没、電信柱は折れ、倒れている
調味料や食器、貝殻が渾然一体となって砂地に散乱
残った家をみても、家具はなく、家の中を津波が抜けていったあとでした
二階のまどのカーテンが風にあおられ、たなびいているのがなんともはや、印象的
砂地に咲いた菖蒲の花はたくましき生命力をあらわしているようでした
道路はなくなり、松の木がごろごろ
奥松島縄文村より先の浜はすべて流されたと地元のおじいさんに聞きました
道端には、その方たちの家具などの廃棄物置き場が。。。
思い出の地には足を踏み入れず、国道45号線を南下することにしました
でも塩釜市に入ると、土を波にさらわれ、土台がむきだしになった建物
波打つ道路、倒れている石のモニュメント
そして仙台港、車が積み上げられ、倉庫は波に破られている悲惨さ
震災直後は道路にすべてのがれきがあったそうですが、自衛隊の方々ががれき撤去、車が通れるようにしてくださったとのこと
人がいません。。。どこもかしこもゴーストタウン
浜辺から仙台東部道路まで、見渡す限り田んぼには松の大木がごろごろ
車を走らせても、ずっとがれきがあります
津波の恐ろしさ、その規模の大きさには驚くばかりです
道路の南北で別れた運命、このまちの復興はいつになるのか・・・
東部道路を越えると、田植えの終った田んぼが水をたたえていました
復興の一端となる作業、人の力は偉大です
TVのフレームの範囲でしか想像できなかった被災地の現状
その地に立ってみると、その被害のスケールの大きさには驚愕の思いです
現地に行って見なければならない、そうつくづく感じました・・・つづく
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