被災地に行く その3
5月20日、朝食のつかないビジネスホテルを出て、仙台駅前で菓子パンをかじって、若林区の津波災害ボランティアセンターへ
9時からの受付、ちょい前についたけれど、すでに受付したひとたちがいる
平日にもかかわらず、50名ほどの人がボランティアにきている
泥だしと避難所のお手伝いとアルバムなどの洗浄作業
わたしたちは若林区文化センターで行なわれているアルバム洗浄作業へ
それらを持ち主に返せるように、きれいに泥を落とし、洗浄、泥をぬぐいます
でも、アルバムには名前が書いてありません。。。。
ひとつでも、被災者の方々の思い出の品が戻るように、祈りつつ、きれいにしました
ほんのわずかな作業時間ですが、神経をつかう作業です
主に働いておられるのは臨時職員のかた、会社が津波で流されなくなり、臨時職員で働いている、とおっしゃる方もおられました
ため息のでることもたくさん。。。
昼休みには、展示してある児童館にいきました
若林区役所まえにある堀にまで津波が逆流したそうです
通常は農業用水として、満々と水をたたえています
とても、ここに津波がきたとは思えません
10時過ぎから、行なった作業も3時で終了
ほんのわずかしかお手伝いできませんでしたが、共有できる何かがあったことは確かです
まだまだボランティアの手が足りないようです
バス停にむかう道路も波打ち、道路が沈下、地震のすごさを物語っています
バスで同じく東京からきたボランティアの男性といっしょになりました
一人で一週間、翌日は多賀城市にいこうか、と話していました
目のきらきら輝く若者、たのもしいな。。。と同僚と微笑みました
はやぶさにのり一路東京へ
視察・意見交換会・ボランティアとめまぐるしい、実りある2日間でした
この2日間を見た、やった、だけに終らせることなく、議員だからこそ、できることに取り組むことが大事だと。。。
そう心に秘めながら。。。
決して感傷にひたるのではなく、自分のできることに全力を!
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