石巻市にきました
今日は昨年5月に被災地視察にきたあとを訪ねて、宮城県にきました
昨年は東松島市を見て、翌日は若林区のボランティアをしました
今日はちょっと足を伸ばし、石巻市まで行きました
あの看板をみ、焼けただれた小学校を目の当たりにし、そして、瓦礫の山を見ました
何気なく、目に入る雑草だからけの土地は、かつては住宅地
いまは跡形もなく、セイダカアワダチソウが目立ちます
言われなければ、絶対にわかりません
石巻市はFBでお知り合いになった黒田さんが案内してくださいました
そこに住んでいるひとでないとわからない実態
いま、自分が立っているこの場所はなんだったのか!
知れば知るほど、津波の恐ろしさを感じます
看板のある場所には、献花台があり、黒田さんが用意してくださった花束を献花させていただきました
鳴瀬の野蒜海岸は、あのときの跡形がありません
かつて住宅の土台があったその場所は、いまは整地され、その残骸さえありません
屋根のめくれた寺も、取り壊され、倒れた墓石のみが存在
ここに津波がくるまでは、たしかに多くの家族が生活を送っていたはず…
コスモスだけが、その存在を誇示するように咲いていました
でも、ひんまがったガードレールだけはそのまま
夕闇せまる海岸は、昨年は立ち入り禁止でした
階段をあがると、夕闇に山のシルエット、静かに打ち寄せる波
たしかにこの海がすべてを飲み込んだのに…
そんなことは微塵も感じさせない海
被災地は決して復興なんてものじゃない!復旧もところによります
まだまだ、厳しい現実があることを私たちは知らなくてはいけません
明日は日本女性会議
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コメント
政府(民主党)の復興対策は真剣にやってない
感が有ります。
政策も只選挙重心。
もう一度六法を読み直すべきです。
東海大規模地震来たら復興出来るのか。
書きたく無いですが、自民党は悪党。
投稿: ひろし | 2012年10月26日 (金) 20時53分