68回目の広島原爆記念日
今日は広島の68回目の原爆記念日
NHKでは朝8時から記念式典のTV中継
原爆投下の8時15分、一分間の黙とう
この1年間で死亡した5859人の名簿が原爆死没者慰霊碑に納められました
わたしの叔母も今年1月に亡くなったので、ここに入ったのでしょう
松井市長の平和宣言は「被爆者の言葉」で語っていました
ずんと胸の奥に染みいるような、そんな言葉でした
未来を担う小学生の2人、「平和とはみんなが幸せと感じること・・・」と述べました
広島でさえ、この被爆体験の風化は否めません
それは、3年前、「平和教育」の視察にいったときの職員の言葉
子どもたちの前にその親世代のわたしたちがいま継承のバトンを持って走っています
いま、何か行動しないとずっとバトンを渡せないでいるのではないか??とも感じます
16期の岡村有人さんが書かれたご両親の被爆体験記
「七つの川は銀河に届け」~父 岡村吉人 被爆と復活の軌跡~
この本の読後感を書かせてもらいました
『被爆の恐ろしさを語る本は多いが、これはまさにたくましき人間の愛と復活を描いた本である。戦争は、人の魂を容易に悪魔に売らしめる麻薬と著者は表現しているが、改めて戦争の悲惨さ、残酷さを後世の人に伝える役目が私たちにあることを感じさせられた。』と結んだ
このたび、我が高校では、縣女、有朋高校、皆実高校の学生生活を物語る歴史資料収集・継承することになったそうです
『被爆を語りつぐあなたへ』
あちらこちらで、継承の動きが活発になってきています
被爆者の平均年齢は79歳に迫るとのこと
この日に思い、考えないといつ行動するのでしょうか?
バトンが渡せなくなります
| 固定リンク
« 息子の成長 | トップページ | これも夏休みだね »
コメント