金澤翔子さん&泰子さん講演「闇の中にこそ光がある」
今日は暖かく青空がでて、雪がどんどん融けます
昨日、息子と雪かきした坂道は両端を除いて雪は融けました
ご近所では、お向かいのご主人が「日影になるのでね~」といいつつ、道路の雪かきを昨日に引き続き、してくださっていました
感謝感謝m(_ _)m
2:00から国際ソロプチミスト国分寺主催の講演会へ
「魂の書 金澤翔子揮毫&母泰子氏によるチャリティー講演」
金澤翔子さんの書は昨年秋のスポーツ祭東京の開会式で拝見しました
まず冒頭、「感謝」を書きます!と翔子さん
傍らには母泰子さんの姿
赤い輪島塗の墨入れと刻印入れ
これは5年もかけて、応援してくださる方が作ってくださったそうです
「みなさんに感謝しています、感謝を書きました」と翔子さんが語ります
そのあと、母泰子さんの講演に移りました
翔子さんは現在28歳、母は生後50日で娘がダウン症であることを告げられます
その後は天に向かって奇跡を祈ったそうです「ダウン症を治してください!」と
20年間、多くの人にダウン症であることを隠して育ててきた・・・
死のうと考えたこともあったが、ニコニコ笑いかける子どもをみて頑張って育児
保育園から小学校普通学級へ入り、多くの友達が彼女の存在意義を知らせてくれた
でも、4年生になったとき、転校を言い渡され、半年間母は抵抗して学校を休ませます
その間、般若心経を書かせていた・・・ここが書家としての原点となる
その後、学校は転校するも順調であった
『闇の中にこそ光がある』
ダウン症の娘はそれで完成形であり、本人は苦しくはない
親だけが既成観念の中で苦しいのだと講演をするようになって気付いた
20歳のとき、一生に一回だけのつもりで良い個展を開催した
それがメディアに取り上げられ、全国から個展を訪れる方が2000人
みなが泣いていた・・・
彼女の書く書に力があり、さまざまなお寺などでも個展をさせていただいている
鎌倉の建長寺ではもう5回、毎年個展を開かせていただいている
ダウン症は人より一本染色体が多い・・・でも、これは「愛情であり平和」の一本なんだと
無心の心(競争心も欲望もない)は、他者に喜んでもらいたい「利他」の心
無心だから魂の純度が保たれている
母の愛情、それにこたえる娘、まさに母娘一体の麗しき姿
苦しい母の心情を切々と語りながらも、純粋な心をもつ娘を誇らしげに語る泰子さん
障がいをもっていても、もっていなくても母として通じるものがあり、それはひしひしと胸を打ちます
揮毫、講演会、質問タイム(彼女はとても楽しい人)、すべてで2時間
翔子さんは講演終了後、名刺交換、記念撮影に気持ち良く応じてくださいました
まじかにみる彼女は透明感にあふれた素敵なお嬢さんでした
母と娘の激動の28年間、いま幸せだと誇らしげに語れる母
30歳になったら、一人暮らしをする!と決意する娘
会場全体が感動の渦でした
ロビーに飾られた彼女の書は力強く語りかけます
「笑」・・・文字が笑顔に見えました
まさに魂なのですね~
感動の時間を終え帰宅
明日はわが長女の25歳のお誕生日
いろいろあった25年間でした
でも、この母(わたし)もこの子がいて幸せだと誇れるようがんばらねば!としみじみ感じました
みなさん、翔子さん母娘の講演、書を機会があればぜひm(_ _)m
魂がゆさぶられますよ~
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コメント
おはようございます♪
素晴らしい力強い魂の書と感動の体験をありがとうございます☆☆☆
翔子さんの明るい笑顔も素敵ですね♪
投稿: 辻川千晶 | 2014年2月17日 (月) 09時37分