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2015年8月 6日 (木)

原爆の日に寄せて

Img_20150806_091153さの 久美子です♪

今日は8月6日、原爆が広島に投下された日です

70年の月日がたちました

国分寺市議会議員 さの 久美子メールマガジン】vol.18

さの久美子です。 8月に入っても、猛暑が続きます。熱中症にはお気を付けください。

『原爆の日に寄せて』

今日、86日は広島に原爆が投下された日、70年を迎えました。広島の平和記念公園では平和記念式典が開かれ、参列国は過去最多の100か国に上りました。被爆者の平均年齢が80歳を超えました。被爆体験者が減るこれから、被爆体験をどう継承していくかが課題です。

 広島市長の平和宣言の中の言葉に「家族、友人、隣人などの和を膨らませ、大きな和に育てていくことが世界平和につながる。思いやり、やさしさ、連帯。理屈ではなく体で感じなければならない」とあります。平和は一人一人が意識をして築くもの、そう思えます。

わたしの亡き叔母は(母の姉)は学徒動員で被爆。幸運にも九死に一生を得ましたが、原爆症で多くの病気を患いました。原爆乙女であった叔母は洋裁で身を立てることを決意し、東京での講習に行った帰り、「生きる希望」に出会い、人生を切り開きました。わたしは高校3年のときに大好きな叔母からその悲惨な体験をきき、高校生がつづる文集「私が聞いたヒロシマ」に寄稿しました。絶版となったその本は貴重な宝物です。その文章の終わりに17歳のわたしはこう書いて決意しています。

 “ノーモア・ヒロシマ”。この言葉の真の意味を、私たちはもう一度心のどこかに甦らさねばなりません。そうして得た私たちの感情を高め、広く豊かな平和運動へと展開していかねばならないと思います。わたしは叔母とともに、そしてすべての人々とともに平和の道を歩みつづけたい。

 純粋な子どもたちに平和への意識を訴える重要さがわかります。今日この日に読み返し、40年前に決意したことを今、己の立場で行動していきたいと強く思いました。

長い文章でしたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日発刊のメルマガより


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