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2016年10月12日 (水)

福島で学ぶ

20161012_113744さの 久美子です♪

11,12日と福島市へ視察

日野市、小金井市、国分寺市の3市で構成している「浅川清流環境組合」

平成32年に可燃ごみの共同処理を行います

同じDBO方式を取り入れた福島市の「あらかわクリーンセンター」

昨日は、福島市役所で「災害時の可燃ごみ処理対応について」を視察

●3.11以降の家庭ごみの収集運搬・・・収集再開は3月14日

●不燃ごみ回収は破砕機の休止により、ごみがあふれ、一時収集停止

その伝達がうまくいかず、まちなかに取り残されるごみ・・・

●避難所のごみ・・・原発関連の避難者も増え、最後の避難所閉鎖は9月24日

●災害廃棄物・・・地震等災害により発生した災害廃棄物の扱いは法律で一般廃棄物

20161011_161417がれき、粗大ごみなどを仮置きする仮置き場を市内3か所設置

●地震により被害があった家屋から発生した災害廃棄物

「大震災に係る損壊家屋等の解体処理」この申請も清掃管理課が担当

国のガイドラインにより、たったの3人で担当されたそうです

一日中、市役所にかかる電話対応、その中でのわけのわからないむつかしい申請作業

相当のご苦労があったようで、質問をしたことを喜んでおられました

20161012_095708今日はクリーンセンターの現地視察

ごみ焼却熱で発電

ここまでは最近どこでもやっています

注目したのは「あらかわクリーンセンター発電電力の地産地消事業」

発電したクリーン電力を新電力会社へ売却

その会社から市が電力を買い取り、市内の全小中学校へ供給

市民が分別したごみで発電、環境に優しい電力を使用

20161012_114418なかなかいい施策と思います

福島ならではの課題は放射能の除染作業

しかし中間処理施設がまだないため、汚染土は各家庭にビニール袋に詰めたまま置いてあるそうです

そう聞くと、あちこちに緑色のビニールにくるまれた物体をみかけます

あまり語られていませんが、福島の今の姿を垣間見ました

2日間、いい学びをさせていただきました



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