福島で学ぶ
11,12日と福島市へ視察
日野市、小金井市、国分寺市の3市で構成している「浅川清流環境組合」
平成32年に可燃ごみの共同処理を行います
同じDBO方式を取り入れた福島市の「あらかわクリーンセンター」
昨日は、福島市役所で「災害時の可燃ごみ処理対応について」を視察
●3.11以降の家庭ごみの収集運搬・・・収集再開は3月14日
●不燃ごみ回収は破砕機の休止により、ごみがあふれ、一時収集停止
その伝達がうまくいかず、まちなかに取り残されるごみ・・・
●避難所のごみ・・・原発関連の避難者も増え、最後の避難所閉鎖は9月24日
●災害廃棄物・・・地震等災害により発生した災害廃棄物の扱いは法律で一般廃棄物
●地震により被害があった家屋から発生した災害廃棄物
「大震災に係る損壊家屋等の解体処理」この申請も清掃管理課が担当
国のガイドラインにより、たったの3人で担当されたそうです
一日中、市役所にかかる電話対応、その中でのわけのわからないむつかしい申請作業
相当のご苦労があったようで、質問をしたことを喜んでおられました
ごみ焼却熱で発電
ここまでは最近どこでもやっています
注目したのは「あらかわクリーンセンター発電電力の地産地消事業」
発電したクリーン電力を新電力会社へ売却
その会社から市が電力を買い取り、市内の全小中学校へ供給
市民が分別したごみで発電、環境に優しい電力を使用
福島ならではの課題は放射能の除染作業
しかし中間処理施設がまだないため、汚染土は各家庭にビニール袋に詰めたまま置いてあるそうです
そう聞くと、あちこちに緑色のビニールにくるまれた物体をみかけます
あまり語られていませんが、福島の今の姿を垣間見ました
2日間、いい学びをさせていただきました
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