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2017年7月 8日 (土)

糸魚川を視察して

20170706_122717さの 久美子です♪

7月6,7日、会派の高橋議員と視察へ

初日は昨年12月22日に発生した「糸魚川市駅北大火について」

みなさんのご記憶に新しい災害

ラーメン店から出火、大型コンロの消し忘れ。。。

焼失面積 約40000平方メートル(被災エリア)

出火が22日午前10時20分ごろ

鎮圧 22日午後8時50分

鎮火 23日午後4時30分

20170706_160209TVの映像でまちが燃え続けているのを見た方は多いでしょう

幸いなことはこれほどの規模の大火にも拘らず、死者がでなかったこと

フェーン現象で気温18.4℃ 最大瞬間風速27.2m/s

糸魚川駅南口から海まで燃え尽くした。。。

残った建物は鉄筋、新建築基準法に基づいた家のみ

一画で鎮火を目指すも、おりからの強風で飛び火10か所

20170706_1606441時間で130mも燃え進んでしまった

飛び火とはいえ、23cmもある燃え盛る木の板が飛び、燃えた

みんな、避難しないで火事を見ていた

自分のところまでは来ないだろうと。。。でも火は飛んだ

歴史的な建物、料亭、造り酒屋も焼失

懸命なる消火活動、消防車等235台、活動人員1,887人

公的機関やミキサー車で水を運ぶなどの民間協力をえた

それは新潟県の端っこに位置し、山に囲まれる地理的条件のため。。。

自分たちの地域は「自分たちで守る」という考え方が昔から存在

消防と警察の日ごろからの密接な関係構築

これが功を奏した

過去にも大火を出しているが、やはり昭和ヒトケタ時代の古い建物

間口が狭く、奥行きが長い建物、隣がくっついている建物

建て替えが進まなかった現実

大事なのは

1・火を出さない

2.初期消火

3.早く通報

避難を促し、安否確認は地元の人

消火に関わる人も、助けられる人も

「顔見知りであること」これが大切だとの消防指令の言葉は重かった

20170706_153203諸条件はあれど、守ることはどこも同じ

決して他人事ではなく、自分のまちでも同じことは言えます

しっかりと学ばせていただきました

当事者でないとお聞きできないことも聞かせていただきました

これが視察の醍醐味

みなさんに感謝しつつ、夕刻には富山へ向かいました

つづきはまた後日~

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