糸魚川を視察して
7月6,7日、会派の高橋議員と視察へ
初日は昨年12月22日に発生した「糸魚川市駅北大火について」
みなさんのご記憶に新しい災害
ラーメン店から出火、大型コンロの消し忘れ。。。
焼失面積 約40000平方メートル(被災エリア)
出火が22日午前10時20分ごろ
鎮圧 22日午後8時50分
鎮火 23日午後4時30分
幸いなことはこれほどの規模の大火にも拘らず、死者がでなかったこと
フェーン現象で気温18.4℃ 最大瞬間風速27.2m/s
糸魚川駅南口から海まで燃え尽くした。。。
残った建物は鉄筋、新建築基準法に基づいた家のみ
一画で鎮火を目指すも、おりからの強風で飛び火10か所
飛び火とはいえ、23cmもある燃え盛る木の板が飛び、燃えた
みんな、避難しないで火事を見ていた
自分のところまでは来ないだろうと。。。でも火は飛んだ
歴史的な建物、料亭、造り酒屋も焼失
懸命なる消火活動、消防車等235台、活動人員1,887人
公的機関やミキサー車で水を運ぶなどの民間協力をえた
それは新潟県の端っこに位置し、山に囲まれる地理的条件のため。。。
自分たちの地域は「自分たちで守る」という考え方が昔から存在
消防と警察の日ごろからの密接な関係構築
これが功を奏した
過去にも大火を出しているが、やはり昭和ヒトケタ時代の古い建物
間口が狭く、奥行きが長い建物、隣がくっついている建物
建て替えが進まなかった現実
大事なのは
1・火を出さない
2.初期消火
3.早く通報
避難を促し、安否確認は地元の人
消火に関わる人も、助けられる人も
「顔見知りであること」これが大切だとの消防指令の言葉は重かった
決して他人事ではなく、自分のまちでも同じことは言えます
しっかりと学ばせていただきました
当事者でないとお聞きできないことも聞かせていただきました
これが視察の醍醐味
みなさんに感謝しつつ、夕刻には富山へ向かいました
つづきはまた後日~
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